生きていると、
人間関係の悩みは絶えない。
その中でも、人から好かれていたい、
人からできれば愛されていたい。
そんな風に感じますよね。
人から悪口を言われると、人が信用できなくなったり、
自己肯定感が下がってしまいます。
悪口をついつい言ってしまう。
悪口を言う性格を変えたい。
実はそんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
なぜ人を悪く言ってしまうのか?
それは、人は人と比較してしまう生き物だからですね。
自分に自信がなくて、劣等感が強いと、
つい、他の人を見て下に見たくなるのです。
そして、他の人を見下したり、自分よりも下と意識することで、
とりあえず自己肯定感が保てる、という心理が働きます。
職場でも、他人の悪口を言わない人はまったく言わないけれど、
言う人はいつでもどこでも誰にでもいいますよね。
それはとても損なことです。
悪口を言うことが、主に自分のクセになっているからやめられない感じになっているんですね。
日頃行うことは、習慣化するので、悪いことを考えている人は、
すぐになにかの欠点を探して口に出すのが、習慣化しています。
誰かの悪口や不平不満、文句を言い続ける人は、口癖のようなもので、
すべてにおいて、悪く言う癖があります。
良いことを探し出せないのです。
同じものを見ても、人それぞれ見え方は違います。
どんな色眼鏡で見ているのかで、かなり変わってくるんですね。
9割は良いものなのに、1割の欠点を探し出そうとしていたり。
美味しい食べ物でも、別の高級料理と比較していたら、
食べている美味しいものの良ささえ楽しめません。
そして、一時的には脳にドーパミンが出るので、人を悪く言うことが気持ちいいのです。
ただ、悪いことも当然あります。
例えば、性格の悪い友人しかできない。
友だちが多いように見えて、実際は上辺の関係でしかないのです。
低レベルの友人しかできないので、いつしか自分自身もどこかでは悪く言われている気がして
不安になる。
人は、好意の返報性が働きますが、
親切にされたら優しくしたくなる心理ですね。
逆に、悪意の返報性というものもありまして、
悪意には、当然ネガティブな感情が返ってきてしまうんですよね。
人には、親切にしているほうが
未来は明るいですね。
人に優しい言葉をかけたり、ありがとうと言われなくても
役立つことをしていれば、それはいつかきっとあなたの元へ
帰ってくるはずです。
なので、悪口を言い続ける人は恐ろしいです。未来が。
それから、フィンランド大学の研究では、
悪口を言いまくる人、批判が多い人は
認知症リスクが普通の人よりも3倍高い結果があります。
あまり良いことはないんですよね。