コロナ感染後に咳が止まらない人は多い?





新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状として、咳が出ることがあります。

一般的に、感染から2~14日後に咳が出ると言われています。

咳の原因としては、ウイルスによる気道の炎症、肺の炎症、気管支の狭窄などが挙げられます。

コロナウイルスによる肺の炎症は、急性期には咳や息切れなどの症状を引き起こしますが、回復後に咳が遷延することがあります。また、気管支や肺の慢性疾患がある場合、新型コロナウイルス感染によって症状が悪化することがあります。さらに、咳喘息や気管支喘息などのアレルギー性疾患の患者は、新型コロナウイルス感染によって発症や再燃を起こすことがあります。

感染症以外の原因による咳も考えられます。アレルギー、胃食道逆流症、咽頭炎などの疾患は、新型コロナウイルス感染と無関係に咳を引き起こすことがあります。

咳が止まらない場合は、医療機関を受診して原因を調べてもらい、適切な治療を受けることが大切です。

十分な水分補給
加湿器の使用
鎮咳薬の服用
咳止めドリンクの飲用
咳を誘発する刺激物の回避

咳が長引く(4週間以上)場合、コロナ後遺症の可能性があります。

コロナ後遺症の症状としては、咳のほかにも、息苦しさ、倦怠感、頭痛、めまい、脱力感、味覚障害、嗅覚障害、睡眠障害、集中力低下、うつ症状などが挙げられます。

新型コロナウイルスは、感染者の口や鼻から排出される飛沫

(くしゃみ、咳、会話などによって飛び散る唾液や鼻水の粒子)によって感染します。

咳は、飛沫を飛ばす原因のひとつとなりますが、咳が長引いても、飛沫の量や飛散距離は、感染初期と比べて減少します。そのため、感染力も低下すると考えられます。











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