あなたのためを思って・・・と言われても、あまり嬉しくはないですよね。
「あなたのためを思って」という言葉は、しばしば
パワハラ行為を正当化する言葉として使われますが、
これは決して許されるものではありません。
これ、やっておいたほうがいいよ、あなたのためだからと、職場などで言う人もまれにいますが、
そうゆうことを言う人は、自分が仕事で怠けたいために、
新人さんに単なる仕事を押し付けているだけ。
言い方は悪いけれど、パシリに使いたいだけなのかなと思うこともありますよね。
そうして、自分が楽をしたいためだけに、他人に嫌なことや面倒なことを任せるずる賢い人もたまにいます。そして、たいていあなたのためになるから、あなたのためを思って言ってるんだよといい人ぶるところが嫌だなと思われがちですね。
あなたのため、と言ってくる人は、だいたい自分のためです。
相手のためなど想ってません。
このタイプの人は、とても面倒で、自分がミスをした時は、新人さんや部下のせいにします。
自分が勘違いしていたり、連絡不足でミスをしたにもかかわらず、
だからあなたに前言ったはずだよね?とか
事前に説明したじゃん!と他の同僚の前で責任を押し付けたりもします。
ミスしたのは自分じゃないと言い張りたいだけ。
自分は悪くないよ、と大声で言うのも面倒な人です。
なぜ「あなたのためを思って」という言葉が問題なのか?
本人の意図と異なる: パワハラを行う人は、本気で相手の成長を願っているのではなく、自分の優位性を示したり、ストレスを発散したりするために行動していることがほとんどです。
人格否定につながる: 言葉の裏には、「あなたはダメな人間だ」「もっと努力しろ」といった人格否定が含まれていることが多く、相手に大きな精神的な負担を与えます。
コミュニケーション不足: 相手の意見や気持ちを尊重せず、一方的に自分の考えを押し付けている状態です。真に相手のためを思うのであれば、対等な立場で話し合い、相手の意見を尊重することが大切です。
パワハラと「あなたのためを思って」という言葉
「あなたのためを思って」という言葉は、パワハラ行為に結びつくことがあります。
過度な叱責: プライベートな部分まで含めて、執拗に叱責し、人格を否定するような言葉をかける。
無視や孤立: 仕事を与えない、相談に乗らないなど、人間関係から切り離すような行為を行う。
プライバシーの侵害: 個人のプライベートな情報を探り、それをネタにからかう。
セクハラ: 性的な発言や行為で相手を追い込む。
パワハラを受けた時の対処法
パワハラを受けていると感じたら、一人で悩まず、対処法を試してみましょう。
証拠を残す: パワハラ行為の日時、内容、加害者の言動などを記録しておきましょう。
相談する: 会社の相談窓口、労働組合、信頼できる上司や同僚、弁護士などに相談しましょう。
記録を残す: パワハラ行為の日時、内容、加害者の言動などを記録しておきましょう。
専門機関に相談する: ハラスメント相談窓口や労働局などに相談することも有効です。
パワハラは決してあなたのせいではありません。
パワハラは、加害者の問題であり、あなたが我慢する必要はありません。早めの対処が、状況の改善につながります。
精神的ないじめについて
精神的ないじめは、直接的な暴力を伴わないため、外からは見えにくく、被害者もなかなか打ち明けられないことが多い深刻な問題です。
精神的ないじめ
無視や仲間はずれ: 集団から仲間はずれにされたり、存在を無視されたりすること。
悪口や陰口: 背後で見下したり、悪口を言ったりすること。
脅しや恐喝: 暴力や不利益をちらつかせて脅したり、お金を要求したりすること。
過度な要求: 無理な要求をしたり、責任を転嫁したりすること。
プライバシーの侵害: 個人の情報を勝手に広めたり、悪用したりすること。
セクシャルハラスメント: 性的な発言や行為で相手を傷つけたり、不快にさせたりすること。
精神的ないじめが与える影響は、非常に大きいです。
心の傷: 強い不安感、絶望感、自己肯定感の低下などを引き起こし、
心の病につながることもあります。
対人関係の悪化: 他の人との信頼関係を築くことが難しくなり、孤立感を感じやすくなります。
学業や仕事への影響: 集中力や意欲が低下し、成績が落ちたり、仕事のパフォーマンスが低下したりすることもあります。
身体症状: 頭痛、腹痛、不眠症などの身体症状が現れることもあります。
もし、あなたが精神的ないじめを受けていると感じたら、
一人で悩まず、誰かに相談することが大切です。
信頼できる大人: 保護者、先生、学校の相談窓口など、信頼できる大人に相談してみましょう。
精神的ないじめは、決してあなたのせいではありません。
加害者の責任であり、あなたは何も悪いことをしていません。
勇気を出して、誰かに相談してください。